シミに追いかけられた話

風はない無風だ全くない 文字は恐怖で体が固まった王子の頭にはここはやばい逃げ出さなくてはとただ浮かんだだが先ほどの背後に感じていた寒気を今度は斜め後ろから感じるのだ。
彼は頭の中で今までのことを整理し始めた登山口でのあの感覚を守るうめき声今の得体の知れないがはっきりした恐怖斜めに感じていた恐怖も横から感じるようになった気がするおじは顔を動かすことを決心しそちらに向いたが一瞬落ちは悲鳴をあげたそこには染みがさっきはなかったはずのシミがただ暗くて見えなかっただけだろうがそこには女の形をしたシミがあった。
白目をむいた女の染み今にも趣味ではなく実体化しそうなリアルなシミだったと言う。
文字は公衆トイレから走って逃げ出しテントに駆け込んだその時であるテント内は異様な雰囲気に包まれていた同僚二人が消えているのである。
どこへ行ったんだよおじは暗闇に染まる森に向かって叫んだ返事はないこれはただ事ではないんだが携帯電話は持っていない。